別れの日
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二度汽笛が鳴り響き、チャンホとジョンチョルはゆっくりと離れた。 ジョンチョルはゆっくりと船に乗り込み、一度だけ振り返った後に船内へと姿を消していった。 チャンホは頬に流れる涙を拭い、首から掛けた御守りを強く握りしめた。 ―そしてその日から15年が経った―
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