転校

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ああああ。なんでこんなに俺は男が苦手なんだぁ… 「理事長泣かせたんですか?」 俺が泣いているのに気づいた祐紀さん… 「泣かせたわけでは無いんだが…」 「本当に理事長は…(呆」 優しく微笑む祐紀さんがこっちに向かって歩いてくる。 「いやッ…」 近づいてくると同時に俺の恐怖はだんだんと深まる 「うーん。祐紀ちょっと そこでストップ」 「は、はい!?」 と言い叔父さんは俺を抱っこして理事長室に備えつけられている小部屋に移動した。 「お、じさん?」 その小部屋は狭くて暗くて、山ずみの紙や資料的なのが沢山あって物置みたいな部屋だった。 「参ったなー。この調子だと ゆう 学校いけないよ?」 「わ、わかってる…」 そんな事言われなくたってわかってるよ…けど仕方ないよ、苦手なものは苦手なんだから… 俺は小部屋に置いてあるミニソファに座り足を曲げて座った(体育座り) 「(汗)まぁ…うん僕は祐紀とちょっと話があるからまっててよ」 「うん」 頭をワシャワシャと撫でた叔父さんは、いつもと違う顔で出ていった。ほかの人の前だと かっこいいんだけどなぁ、と思った。 そしてこの部屋に1人残された俺は段ボールに入れるんではないかと思われるくらい 足を折り曲げて目を瞑った。 …変な夢を見ませんようにと 祈りながら
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