友達

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俺は今教室の前にいる …早いとかいうなよ、俺は大変だったんだ…うん あの後 少しびくびくしながら 何回か話したんだ この学校は5階建てで 一階 食堂 売店 など 二階 一年生の寮 三階 二年生の寮 四階 三年生の寮 五階 理事長室 職員室 など。 そして廊下一つでつながるもう一つの学校が三階建てで 一階が一年生のクラス 二階が二年生のクラス 三階が三年生のクラス らしい。 悠里先生は俺ら先生より生徒会のほうが権力もってんだよ って言ってたな。 それも凄い話だよね。先生より上なんて…アメリカにはそんなのなかったよ。 と一人で考えてたいたら名前を呼ばれた 「優希ー入ってこい!」 ビクッ …頑張るんだ俺…。 震える手を扉の取手に持っていく ガラッ シーーーン あけると同時に静まりかえる教室…先生の近くまで行ってクラスを見回した 男、男、男、男でくらくらしてきた…。 …負けるな俺っ 「優希 自己紹介して」 「は、はいぃ、 大宮優希…です。よろしくお願いします。」 震える足をバレないようにペコっと頭を下げると 『めっちゃキモいんですけどー』『オタクじゃんん可愛い子が良かったしー』『悠里様が汚れるーきえろー』等々 色々罵声が俺にとんでくるので一言一言にびくびくしてしまっていた。 .
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