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『今日は疲れたなぁ』 妖怪が出るという噂で、僕は調査のため人間界へ出ていた。 『帰って寝る事にしようか鬼太郎。』 父さんが髪をかきわけ、顔をだした。 『はい。そうしましょう父さん。…あ。』 向こうの方に、猫娘とねずみ男がいた。何やら、もめてるようだ。 『やぁ、猫娘。ねずみ男。何してるんだい??』 僕が声をかけると、 『げっ!鬼太郎!!?』 ねずみ男は真っ青な顔をしてのけぞった。 『…?』 すると猫娘はこっちに顔を向けた。 『猫娘…!?』 半泣きの顔だった。 『………の…カ…』 『…へ?』 『鬼太郎の馬鹿ッ!!!もぅッ最低!!!!』 そういうと、僕が今来た道を走っていった。
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