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『何だよそれッ!?』 『だからごめんって。』 『…ねずみ男。』 『ん??』 僕はねずみ男の裾をつかんだ。 『体内電気ッ!!』 『ぎぃやぁぁぁ!!!』 黒焦げになったねずみ男を置いて、僕は猫娘を追った。 『やり過ぎじゃないか?鬼太郎。』 父さんが心配してきた。 『大丈夫ですよ。加減はしときましたから。』 僕がそういうと、父さんは、 『そうか。…ところで猫娘の事じゃが…。』 『…大丈夫だと思いますよ?そんなに心配しなくても。』 『うーん…。』 この時、父さんが何を考えているのか分からなかった。
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