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そういう状況のさなか、雪女の娘で、半妖であるのみちるが、オババに頼まれて数人の女の子を連れて来た。
連れて来られたのは、
藍蘭島には一つしかない洋館の住人で、島で唯一の科学者で、眼鏡っこの、ちかげ。
そのちかげの従妹で、動物と仲が良く、島で最年少でチビの、ゆきの。
大工家系出身で、行人達の世代で、島の中で1番馬鹿力とぷろもーしょんを誇る、りん。
そのりんと気が合い、行動を共にすることがあり、忍者の家系でありながら、剣士を目指す、しのぶ。
行人の次に流れ着いた、中国出身の恥ずかしがり屋の、梅々(メイメイ)。
そんで、その梅々に助けられ、梅々の1番の親友の、河童の遠野さん。
実際は、遠野さんはただたんに梅々についてきただけだが……
みちる
「オババ様、連れて来ましたよって……あれ?」
みちる達の目に写ったのは、かなりご機嫌なあやねと、それとは真逆の行人と、すずと、まちと、美咲であった……
りん
「なんだ?ありゃ……」
ちかげ
「対象的ですわね。」
ゆきの
「なんか、やばくない?」
梅々
「大丈夫だと、思いマスけど……」
しのぶ
「ところで、何故遠野さんがここにいるでござるか?」
遠野さん
「最近、物騒だからね…梅々に、もしもの事を考えてついてきた。」
しのぶ
「なるほど……」
オババ
「おー、やっと連れてきおったか……ん?」
近くに暗い空気があることに気付くオババ。
オババ
「こらっ!いつまで煎餅食っとるんじゃ!早く支度をせい!」
そういわれて行人達は、気持ちを切り替え、オババに言われた通りに、横に並んで、正座をした。
その間、遠野さんは、縁側で待たされていた。
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