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そして、島の南側についた行人達だったが、その光景は恐ろしいものだった……
南の主である、猫又のしまとらのところには、数十匹近くの猫達がいて、どうやら大怪我をしたのは、その猫達らしい。
行人
「こいつは、酷い…」
すず
「みんな、痛そう…」
美咲
「みんな怪我で済んでるみたいだけど、誰がこんなことを…」
あやね
「あ、行人様!」
向こうから、あやねが走って来た。
行人
「あやね!どうしたのそんなに慌てて…」
あやね
「しまとら様の容態がかなり悪いみたいで、急いですずを連れて来てって。」
すず
「え!?師匠が!?」
美咲
「それなら早く行ってあげなきゃ!」
行人
「あやね、しまとらさんのとこまで案内して!」
あやね
「わかったわ。こっちよ!」
こうして行人達は、しまとらの元へ急いだ。
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