政府の狗

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ロ「大佐が?」 ゼ「ああ。小さな国の内乱と言えど、戦場に派遣されるのは面倒な事だろう?」 エ「けどそれで良かったんじゃねえのか?」 エルは大きな欠伸をした。 ゼ「何が良かったんだ?」 エ「とぼけんなよ。あんたが黙って戦場に放り出される訳ねえだろ。イキシアを単独でかぎ回る気か?」 エルは意地悪そうに笑う。 するとゼロは声を上げて笑い出した。 ゼ「お見通しのようだな。ルルドの内乱などに構っている暇はない。私はイキシアを徹底的に探るつもりだ」  
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