愛するもの

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その表情からは陽華の気持ちはわからなかった…俺を好きなのか、嫌いなのか…まぁそれはまた少しあとに知る事なのだろう でも俺の気持ちは変わらない いや。陽華が居なくなってまたさらに好きになった気がする 多分…いや。絶対にそうだろう 俺と陽華はファンからのプレゼントを開けたり陽華の向こうでの生活の話しを聞いたりしていた 何時間か経った時、まためまいがしてきた 陽華はそれに気付いたらしく 『すこし横になって待っててね、すぐ戻るから』 と言って急いで部屋から出ていった 俺は少し部屋を見回す 陽華が居なくなった部屋はガラリと雰囲気が変わり シーンとしてしまった 数分後トレーの中にブニョブニョの物体と体温計とお茶?らしき物を持ってきた 景「なんだ?このブニョブニョしたものは」 触ってみるとひんやりしていた 陽「景吾知らないんだね、これ冷えぴたシートって言うんだよ」 景「ふーん。じゃあこれはお茶か?」 しかしお茶にしては白く濁っている 陽「ううん。これは生姜湯っていって風邪の時に良く効くみたいだよ?」 俺は湯飲みを取り少し飲んでみる 景「・・・・」 陽「景…吾?」
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