1章・激白

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 夜の9時を過ぎた頃だろうか、突如として俺の日常は打ち崩される事となった  (さっきから普通を連呼してうるさいと思うが、普通って結構大事だと思うぜ?)  コンコン…、とドアがノックされた  「はいはい誰だよ?」  「…亮くん、起きてる?」  姉貴だ、俺の部屋を小さくノックした姉貴は返事を返した俺に『起きてる?』とかすっとぼけた事を聞いてきやがった  つーか、まだ9時だぞ?健全な男子高校生なら全然起きてる時間だよ
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