58人が本棚に入れています
本棚に追加
/13ページ
こんなネーミングセンスの悪い場所なんか、この僕に似合うはず無いと思うし。
そういえばアスランは昔から僕のことを天使みたい、とぼやいてた気がする。
もちろん、こんなに愛らしい僕をそういう風に思うのは当然だと思うけど、まさかアスランの中でそれが進行形だとは思わなかった。
アスラン頭脳はこの僕よりすこし届かないくらいかなって思ってたけど、思考は全く成長してなかったんだね。
「そんなことないよ、全然」
そう、全然。
でもアスランったら可愛いこと言ってくれるなあ。
「アスランこそ天使…いや、アスランは小悪魔って感じかな」
…僕を惑わす淫魔…。
でもそんな僕の思いは、もちろんアスランに伝わっていなかった。
最初のコメントを投稿しよう!