第六章:2人の未来🎠

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僕たちのメールと電話は 相変わらず続いていた。 メールは毎日、100通以上。 電話は短くとも1時間。 会えない代わりに ずっと連絡をとっていた。 メールや電話の内容も 『大好き』ではなく 『愛してる』の連発だった。 そしてお互い毎日、 『会いたいね』 と言っていた。   僕は今まで生きてきた中で 彼女以上愛した人は いなかった… いや、この先も どんな人に会おうと 彼女以上の存在は いないだろう。   いつもそんな事を考えていた。   その最愛の人に 会うためには どうしたら会えるか… 毎日、悩んだものだ。   会う方法としては [掲示板で会った女性と付き合っている事を親に告白し、資金を出して貰い広島に行く] 無理だ! ウチの親がそんなの認める 訳がない! しまいには 「別れなさい」とか 言われかねない!   たぶん向こうも同じだ。     他の方法か………。
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