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……ある日の 曇天
俺は見た ………見てしまった
銀時が 高杉と あっているところを……
俺は ただただ 遠くから その様子を 見ていた
逮捕する 気力さえ なかった
「高杉と あってんなら 俺と会う必要ないだろ…?」
俺は その言葉を残し 屯所へと 足を運んだ
屯所へ行けば 仲間がいる…
そう思うと 気が楽だった
………しかし
たどり着いたのは 万事屋の前…
「…はっ! あいつは 今頃…」
………高杉の 腕の中に いる…
やがて 町には 雨が 降り出す
土方は ずぶ濡れに なりながらも 銀時の帰りを 待っていた
………もう一度 いや 何度でも
銀時を 俺の 腕の中に…
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