銀魂 愛してるから 仕方ねぇだろっ!

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抱かれている間の 銀時は まるで 本当の 女のように 美しく あの 高杉の跡さえ 輝いて見えた いつもの 腐り果てた 眼差しさえ 綺麗だった 銀時は 俺の腕の中にいる時は なにかを 確かめるように 俺の名を 連呼した 呼ばれる度に 俺は こいつを 愛した 何度も 何度も 抱きしめて 俺から 離れてしまわないように… 何度も 何度も 口付けをして 俺を 忘れてしまわないように… 何度も 何度も 見つめあい 俺より 高杉晋助を 想わないように… 高杉晋助の存在が 銀時の中で 大きくなるのなら 俺は 銀時から 高杉晋助の存在を 消すまでだ 銀時を 泣かせたヤツは たとえ 将軍だろうと 俺が …許さねぇ それでも 泣かせるっつうのなら そいつを 殺すだけ
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