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「本当に大丈夫ですか?よかったらすぐ近くに公園があるので休んでいかれませんか?」
「え…けど…」
「このまま一人でお帰りになられるのも心配ですし…」
彼女の心配そうな顔を見て、私は好意に甘える事にした。
なんだか娘の美由が心配してくれているかのようで嬉しかったから
「そうね。少し休んでいこうかしら」
「はいっ」
彼女は本当に心配してくれていたのだろう
私の返事を聞くなり嬉しそうに微笑んだ。
「こっちです。」
私は彼女の後について歩き出した。
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