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雲一つない青い空。周りを囲む世界は緑生い茂る大自然。太陽もいい具合に木に阻まれて、まさしく昼寝のためだけに用意されたような日なんだけど──
「おい、お前。どこからどうやって落ちてきた」
太陽からさんさんと降り注ぐ日差しを浴びて、綺麗な銀に光る西洋っぽい剣が俺の首に突き付けられているもんだから、寝れるわけがない。
いや、こんな雰囲気の中で寝れるヤツがいたら、俺、尊敬どころか崇拝しちゃうよ?
だから、助けて下さい!
「はやく答えろ」
「だから、さっき話したじゃないですか───って、刺さってる!微かに刺さってるぅっ!」
俺に剣を突き付けている人が美人さんじゃなかったら、俺は死んでもいいからと逃げようとしてたかもしれない。
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