あやまち

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勇の死を受け入れられなくて、毎日、家で泣いていた。 『何で死んだの?何でおいて行くの?「ずっと待ってる」っていったのに。』 『その言葉を信じて、祐と今度、顔会わして別れるはずだったんだよ。』 『なのに、何であんな形で会わないといけないのよ。』 『教えてよ勇~~・・・・』 ずっと、こんな毎日が続いて、ご飯も喉にとうらない日々が続いて一ヶ月、二ヶ月がたち、私はようやく学校に行けるようになった。けど、学校には勇の姿は無く、あったのは、祐と奈緒美がイチャイチャしている姿だけだった。
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