とある天使の戯れ言

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ふと気づいたら、 俺は才能溢れる奴らを超えていた。何故超えたのかは、俺の血で滲んだ弓が語っていた。 俺の努力は実ったのだ。 その証拠に俺は司令官補佐まで出世し、リーシャと会話する機会も格段に増えた。 しかもむこうから会いにきてくれるのだ。 むこうから笑いかけてくれるのだ。 リーシャの笑顔を見ていると俺まで顔が綻んでしまう。
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