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ある日、俺はリーシャに想いを伝えた。
伝えてまず始めに浮かんだのは後悔だ。もしリーシャに拒絶されたらもう彼女と一緒にいる事ができないからだ。
だから俺は後悔した。こんな浅はかな自分を呪った。
俺はそんな事を考えながらリーシャの返事を待った。
すると彼女は恥ずかしそうに笑いながらゆっくりと頷いたのだ。
その時の嬉しさと言ったらもう……天に登るとでも言うのだろうか。
幸せとはまさにこれを言うのだろう。
とにかく俺は幸せだったのだ。
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