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バレンタインを知らなかった鬼太郎に
ホワイトデイを知っている訳ないとわかっていてもドキドキしていた。
鬼太郎の家にいくと
普通にいつも道理に
迎えてくれた
鬼「やぁ猫娘いらっしゃい。今日はどうしたの?」
猫「何もなきゃ来ちゃいけない?」
鬼「そんなことはないよ。なんだか少しご機嫌ななめだね。」
『そんなことはないけど……』
猫「そう。そう。今日何の日か知ってる?」
鬼「今日はホワイトデイなんだろ…」
猫「え!!!」
『何か意外な答え!!』
鬼「ねずみ男が君より先に来ててね、そんな話を聞いたんだよ。」
猫「そ……そうなんだ…」
『なんであいつなんだろ…』
鬼「……」
猫「?」
鬼「いや…なんでも無いよ。」
『期待してもしょうがないか……』
猫「今日は何もないの?」
鬼「これから、買い物に行って来るけど……」
猫「一緒に言っていい?」
鬼「あぁ別に構わないよ。」
鬼太郎と私は用意すると、親父さんに声を掛けて外に出た。
竹林を抜けると、なぜかいつもと逆方向に歩き始めた…
猫「?妖怪横丁はあっちだよ」
鬼「うん。」
鬼太郎は普通に答えた。
鬼「裏道なんだけどね、この奥に池があって、そこに寄りたいんだ。」
猫「そうなんだ…」
実はあまり裏道の方には行った事無かった……。何もないし…。
『!!!!』
裏道に入ると辺り一面花が咲いていた…。
猫「綺麗…」
『まさかと思うけどこれを見せる為に鬼太郎たら………////』
と振り向くと、
鬼太郎は黙々と草を捕っていた…。
鬼「あぁ!花にあまり近付かない方がいいかもよ。刺があるから」
猫「遅い……」
『さっき刺しちゃた💦』
鬼「もしかして刺しちゃった?」
猫「え??そんなことはないよ」
慌てて手を隠した。
鬼「………。手見せて」
猫「本当に何でもないし」
鬼「じゃあ…いいけど、あとで何かなっても知らないよ。」
『え!!!!!何かって何』
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