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シ「…家出してたら、…酔っ払ってたあんたに会って、ここまで連れて来られた。」
『えっ;;マジ!?』
こくりと頷くシロ。
シ「…正確には酔っ払ってたあんたをここまで運んだ。
酔っ払いすぎてて、千鳥足で危なかったし……引き止められたし…。」
…うわっ、やっちゃった。
『…悪かったな。』
シ「…いいよ、べつに。
おかげで、今日は野宿しなくてすんだし。」
基準そこ!?
まぁ…でも、確かに家出したとき寝るとこ困るわ。
『…そ、そう;;
Σてっ、なんで一緒に寝てるわけ?』
シ「…あんたが抱き着いて離してくんなかったじゃん。」
はぁとため息をつかれる。
『マジかよ;』
…最悪じゃん。
シ「…寝るわ。」
そういって再び、布団に潜り込む。
『はぁ!?
ちょっ、待てよ!;;
人ん家だから!!
なに勝手に、我が物顔でくつろいでんの!!』
布団を引きはがそうとするがシロもしっかり掴んでいて、全然取れない。
……頑固。
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