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タックルは、ついにエクソダスのアジトへ舞い戻ってきた。
そこには、すでにタックルを抹殺せんと、大幹部メデューサと100人の戦闘員、そして、首領が待ち構えていた。
タックルは、首領の顔を見ると、
「兄さん。守兄さんなのね。私を蘇生したのはあなたなのね」
と、涙ながらに叫んだ。
エクソダス首領…
本名、岬守は岬ユリ子の実の兄である。
守はユリ子と共にブラックサタンに拉致されて以来、消息不明となっていたが、実はすでに改造人間として生きており、デルザー軍団が滅びる時を待ち構え、そして、デルザーに代わる新たな組織である秘密結社エクソダスを作り上げたのだ。
「そうだ。久しぶりだな、ユリ子。俺がお前を蘇生するように命じたのだ。俺にとっては大事な妹でもある。今度は兄妹で力を合わせて世界征服をしようではないか。ワッハッハッ…」
守は高々と笑った。
「そんなことのために私を生き返らせたの?そのために罪もない人たちの命までもが奪われた。いくら本当の兄さんでも私は許さない。いくわよ!!」
「えーい、私が相手だ」
メデューサが戦闘員を従えて、タックルに突進してきた。
と、その時である。
地平線の果てから、凄まじい爆音を立て7台のマシンが現われた。
サイクロンに乗る、仮面ライダー1号!
同じくサイクロンに乗る、仮面ライダー2号!
ハリケーンに乗る、仮面ライダーV3!
ライダーマシンに乗る、ライダーマン!
クルーザーに乗る、仮面ライダーX!
ジャングラーに乗る、仮面ライダーアマゾン!
そして、カブトローに乗って颯爽と登場した、仮面ライダーストロンガー!
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