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｢CFとは全然違う、当然か｣
パネルを適当に触るが、全く反応は無い。
そしてその間にも崩落は進む。
｢くそ！動けよ、時間がねぇんだよ！｣
『ｱﾙｷﾞｽ、ｺｯｸﾋﾟｯﾄに座れ』
外から父の声が聞こえる、外部スピーカーを使っているようだ。
｢父さん!?｣
『座ったか？座ったらパネルの下の方に赤く点灯してるボタンが見えるか？見えたらそれを押せ!』
｢あった、これか!?｣
ボタンを押すとｺｯｸﾋﾟｯﾄﾊｯﾁが閉じ、暗かったモニターに文字の羅列が流れ始めた。
すぐに文字の流れは止まり、モニターには《搭乗者の登録を行います、姓名を》という文字が浮かんでいた。
（ちょっ、早くしろよ）｢ｱﾙｷﾞｽ･ｱｰｳﾞｨﾝ!｣
《搭乗者名、声紋、網膜パターン登録完了、AFSXアンシャル起動します》
モニターに文字が浮かび、そして消えた、次にモニターに映ったのは外の光景だった。
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