9人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
「あ~これもカワイイ~」
飽きずに服を選び続けている…。
「ねぇ~、これとこれ、どっちがいいかなぁ~」
「右の方がいいね!」
「そうかなぁ~。…んでも、やっぱこっちにしよぉ~」
結局、俺が選んだのとは逆のを選ぶ。…んなら最初から聞くなよ!
午前中はなんとか終了。午後に行く前にランチタイム。
ちょっとオシャレなイタリアンレストランに入り、俺が先に注文すると沙織は「同じの」と注文する。食事だけは俺に合わせて頼む。それ以外は沙織中心なのだが…
お会計はご一緒で。いつもの決まり事。買い物をしても、プレゼント以外は自分のものは自分で支払う。しかし、ご飯だけは全部俺が払う。これは沙織が言い出したことだ。
「デートしても、いつも私ばかり買ってるからご飯くらいは2人分出してよ!」
マジかよ…。これって沙織のワガママ?まぁ、ご飯くらいなら…と、俺も半ば諦めながら了解した。
最初のコメントを投稿しよう!