3…俺流。

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3…俺流。

朝7時。 俺はいつものように目を覚ます。 昨日、何事もなかったかのように…。 『中本…優芽…。』 !!! うっ…うわっ!! 俺…今…中本の名前、無意識に呼んでしまった!! 気が付けば、野球の事より、昨日あった出来事を、思い返していたのだった。 俺は…俺流で生きていくんだっ!! そう…心に誓った。 今は、夢がなくたって…いいんだっ。 夢なんていつだって…描けるのだからっ。 俺は左右されずに、 毎日を楽しめばいいんだっ!! 昨日、中本に出会った事で、なぜか気持ちは前向きになれた。 そんな気がした。 毎朝7時に起きて、学校へ向かった。 それから…部活は… 野球部じゃないどこかに入ればいいんだ!! 今まで通りの俺でいいんだっ。 俺流で。 そう自分に言い聞かせた。 言い聞かせる事によって、何か変わる気がした。 明日には、きっと悲しい事なんて忘れて、新しい事に挑戦出来るだろう…。 よしっ!! 何か部活に入ろう! 俺は新しい部活へ入る事にした。 新しい1歩が踏み出せそうだったから。 俺はいつも、 俺流でいく!!
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