4…俺への扉。

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4…俺への扉。

部活…どうしよっかなぁ~っ? ベンチに座り、俺は悩んでいた。 悩んで、悩んで、悩んでいた。 『あぁ~っ!野球やりてぇ~!!』 思わず口から出た言葉にショックを受ける俺。 忘れようとしていたのに… 苦しみがまた押し寄せる…。 〝野球〟 その言葉は、俺にとってかけがえのない存在だった。 俺の全てだった。 『今更そんな事言ったって、遅せぇーんだよっ…。』 俺は自分に話かけた。 苦しみもがいている自分に。 今の俺はきっと大丈夫。 なんだって乗り越えて行けるさ…。
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