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中本とは、目が合わせられなくて、自然と目をそらしてしまう。
『ねぇ…今、やりたい事ある?』
中本の突然の質問に、俺は焦った。
やりたい事…って何だろう…?
俺は今、それがわからない。
だからもがき続けているんだ。
『今は…ないかな?』
俺は答えた。
『じゃあさっ…!!自分探ししない?』
『自分探し?』
中本が言った、
〝自分探し〟
それはきっと、
君が導いてくれる、〝俺への扉〟
なんだ。
だから俺は新しい君についてく。
だから…どうか、
〝俺への扉〟
へ導いてくれ…。
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