第1話 ミク、鬼武者に成る

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時は20XX年─────。 とある音楽スタジオにて、新曲の収録をたった今終えたところである。 初音ミクもその1人。 P「お疲れ様でーす」 ミク「お疲れ様でした~」 ?「お姉ちゃん、お疲れっ様~!!」 ミク「わーっ、リンちゃん何するの~!?」 喜んで抱き付いてくるのは、ご存じ鏡音リンである。 普段はミクのことを「お姉ちゃん」と慕っているが、それはなぜか?答えは聞いてない。 おやおや、もう一人がお疲れのようだ。 ?「ふあ~、疲れたな今日は…」 ?「そうだね、今日は打ち上げ行こうか、がくぽ」 がくぽ「だろうな、カイト。オレも多分腹減ったしな。……おーい、みんな焼肉に行くぞ~」 一同「はーい」 今喋った2人はカイトというボカロで、もう一人はこの物語のもう一人の主人公・神威楽歩(がくぽ)である。 おっと、一緒に打ち上げに行く残りの三人を紹介しなくてはなるまい! ピンク色の髪をしている大人のお姉さんは巡音ルカと言うもので、もう一人はリンの双子の弟・鏡音レンで、ショートヘアーのお姉さんはメイコである。
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