春。それは新しい恋の予感と誰かが言う

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咲夜「おう、待たせたな」 制服姿で出て来た咲夜さん 今年から中学三年生か 早いものだ。オレが来た時はまだ13歳だったのに 「お~い……隼人?」 あと一年もすれば咲夜さんも何処かへ嫁がれるのだろう まぁ、妥当なのはハヤテさんの所か そうなると逆になるか 「お~~い………?」 しかし、万が一他の所に嫁いだら、オレはどうなる? 此処に居る必要があるのか? 「は~や~と……?」 その時は黙って此処を出て行ってイギリスに戻るか… 皆元気にしてるかな…… 「隼人っ‼」 「…………え?」 「どないしたん? ボーっとして…」 言えないよな…… 「すいません…。相変わらず制服姿がお似合いだったので、つい見惚れてました」 まぁ、適当にツッコミ貰っておくことにしておくか 「なっ……、あ、ありがとう……///」 え? いや、まぁ…叩かれるの嫌だから別に良いんだが、少し意外だったかも 「さ、ささ。はよ朝食行こか」 「はい」 「あ、おはよーございます。咲夜さん」 メイド服姿で既に由真がテーブルに朝食を運んでいた ……さっき制服だったよな 「あ、せや。今朝は歩いて行こうと思うんやけど…エェかな?」 席に着きながら咲夜さんが聞いて来た 「咲夜さんがそうしたいと言うのなら、喜んでお供致します」 「ん、そらそうと隼人」 「何ですか?」 「何でウチは年々成長するのに隼人は年齢が上がらへんの?」 この方は…💧 「見た目は子供。頭脳は大人、って言うのと同じ感じですよ」
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