140人が本棚に入れています
本棚に追加
咲夜「おう、待たせたな」
制服姿で出て来た咲夜さん
今年から中学三年生か
早いものだ。オレが来た時はまだ13歳だったのに
「お~い……隼人?」
あと一年もすれば咲夜さんも何処かへ嫁がれるのだろう
まぁ、妥当なのはハヤテさんの所か
そうなると逆になるか
「お~~い………?」
しかし、万が一他の所に嫁いだら、オレはどうなる?
此処に居る必要があるのか?
「は~や~と……?」
その時は黙って此処を出て行ってイギリスに戻るか…
皆元気にしてるかな……
「隼人っ‼」
「…………え?」
「どないしたん? ボーっとして…」
言えないよな……
「すいません…。相変わらず制服姿がお似合いだったので、つい見惚れてました」
まぁ、適当にツッコミ貰っておくことにしておくか
「なっ……、あ、ありがとう……///」
え? いや、まぁ…叩かれるの嫌だから別に良いんだが、少し意外だったかも
「さ、ささ。はよ朝食行こか」
「はい」
「あ、おはよーございます。咲夜さん」
メイド服姿で既に由真がテーブルに朝食を運んでいた
……さっき制服だったよな
「あ、せや。今朝は歩いて行こうと思うんやけど…エェかな?」
席に着きながら咲夜さんが聞いて来た
「咲夜さんがそうしたいと言うのなら、喜んでお供致します」
「ん、そらそうと隼人」
「何ですか?」
「何でウチは年々成長するのに隼人は年齢が上がらへんの?」
この方は…💧
「見た目は子供。頭脳は大人、って言うのと同じ感じですよ」
最初のコメントを投稿しよう!