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犬夜叉とかごめは岸から見える範囲でとりあえず優希を探した。
けどやっぱり見つからなく少々焦っていると海を見つめている1人のおじいさんがいた。
犬夜叉とかごめは少し走りおじいさんのところまできた。
「あの、すいません!」
「ん?なんじゃ?」
「あの、優希…男の子は見てませんか?5歳くらいの。さっきまで海に入ってたみたいなんですがいなくなって…」
「見とらんが、もしかすると…」
「もしかすると…?」
「いや…。なんでもない。ただの言い伝えだからのう。」
「教えてください!私達にできることがあればなんでもします!だから…」
「おい!ジジイ!妙に隠しだてすると痛い目に合うぜ?」
「犬夜叉おすわり。で、教えてください!」
犬夜叉そっちのけでかごめは必死に頼んだ。
「わしのお願いを聞いてくれますか?」
「はい!できる範囲なら。」
「それじゃあ、わしと孫の紫乃をあなた方の村に住まわせてはもらえませんか?」
「どうしてあたし達が別の村人だとわかったのですか?」
「その着物作りたてで綺麗です。みたところここでは作れない。だから、ほかの村から遊びに来たのかと。」
「そうなんですか。…犬夜叉どうする?この人達村に連れて行ってもいいかな?」
「自分達の村を捨ててきた理由にもよるんじゃねぇの?」
「そっか。どうして村を離れたんですか?」
「…実は、紫乃が村でいじめに合ってしまって毎日、毎日傷だらけで帰ってきてたんです。私もこんな老いぼれでいつ死ぬかもわからない、せめて私が死ぬまでに紫乃が安心して住める場所を探していたんです。どうかお願いします。」
話が終わるとかごめは犬夜叉をみた。
「ま…いいんじゃね?変な事したら追い出せば。」
「わかった。じゃ、おじいさん。どうぞ村に来てください!」
「ありがとうございます!」
何度も深く頭を下げた。
「それで、あの言い伝えって…」
「はい…。この海には洞窟があるそうです。その洞窟の岸に上がるかまた、中に入ると二度とこちらへは戻れなくなると言われてます。洞窟には海の神様がいると言われその領域入るのは何人たりとも駄目だそうです。そして、年に一度男の子が1人誘われるかの様に洞窟に入って行くそうです。」
「犬夜叉…」
「おう、行くぞ!」
「おじいさん。ありがとう!また後で。」
そういうと犬夜叉とかごめは武器を取りに行くと急いで洞窟に向かった。
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