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「怖くないです。少し不気味だっただけです。」
「それを怖いと人は言うんだけどな」
「余計なお世話です。」
「まぁいいや、とにかくエンジン切るぞ?」
「は~い」
ドライバーがエンジンを切るのと同時に、私の耳に聞こえていたノイズも聞こえなくなった。
私はとりあえず安心して掃除を再開した。
ドライバーは煙草を吸うために外に出ていってしまった。
(なんか不気味だったな~こんなに蒸し暑いと余計…)
今日は風のない、何とも生暖かい夜だった。
(といって今まで何かあった訳ではないけど)
ただ私の大嫌いな事が起きそうで嫌なのだ。
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