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「ふぁぁ、眠い…」
私は身支度をし、眠い目をこすりながらも、朝食を食べて家を出た。
今年から高校二年生のピチピチ女子高生です。
何の変わりの無い毎日。
友達と喋って、勉強して、それなりに恋をして。
何の変わりの無い普通の女子高生。
でも、それが今日少しずつ壊れていった。
何で当たり前がつまんないと、贅沢なことを思ってしまったのだろう?
この変わりの無い毎日が、当たり前だと思っていたことが、どれだけ幸せなのかにどうして気付かなかったのだろう?
私はバカだったんだ。
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