天国からのメール

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翼「まだ、天国からのメールに参加するかどうかも決めてないのに…」 私は頭をかきながら、江角のことを思いだしていた。 ジュースを買いに行ったのは、何も答えなかった私に気を遣ってのことだろう。 だとしたら、罪悪感がある。 それに、何で…成仏出来ないんだ? 私のせいなのか? 勝手に死んどいて、私にこんなに悩ませて、そして私を巻き込むのか。 あ―、イライラしてきた。 これは、いっちょ文句言わないとな!! 私はアンケートに答えた。 もし、これが本物だとしたら学校でもメールが出来る携帯が良いし、私は死のうとも、わざわざこのことを相手に話すつもりもない。 そして返信した。 するとすぐに、携帯の着信音が鳴り出した。 翼「まさか…!?」 天国からの管理人だった。 私はまだアドレスを教えてない。 成る程、何でもありってことか。 携帯を開き、メールを開く。
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