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…あ―あ、やっちまいました。
嘘だったらどうしよう、騙されてたらどうしよう…。
気付いたら、いつの間にかパソコンは元に戻っていて、さっきみたいな黒い画面ではなくなっていた。
でも、不安や後悔もあるけど思ってしまう。
本当に江角と…またお話できたらと。
話すんじゃなくてメールみたいだけど、もし『天国からのメール』が本物だったら…ちゃんと、また携帯の中だけでも会えるんだな。
翼「江角…」
私は携帯を手に眠った。
全然女らしくない私が、女らしく相手からのメールを待つ。
自分でも鳥肌がたつのを感じたが、やはりこんなことを考えてしまう。
次起きたら、携帯に江角からのメールが入ってるかもしれないと。
期待を膨らませて、少しの間眠りにつくのだった。
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