友達

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着いた所は… 翼「公園…?」 啓吾「そっ!あそこじゃ人多いし、ゆっくり出来ないし、はいこれ、プレゼント」 早口で喋る江角に半ば驚きながら、プレゼントと言って渡された包装紙を丁寧に開ける。 啓吾「意外だな…」 翼「は?」 啓吾「いや、天宮って俺のこと嫌いじゃん?そんな奴からのプレゼントなんか捨てそうなのに…、しかも包装紙も破かないように慎重だし…」 翼「いくらなんでも、そこまで性格悪くないわ!それに、人からせっかく貰ったものを、粗末にしちゃ私が私を許せないからね」 啓吾「あはは、良い子だね―。うん…あ、分かった!ツンデレだ!」 私はおもいっきり江角を殴った。 イテーと言いながら頭を抑える江角を無視して、包装紙を開けるのに専念した。 啓吾「…本当に…」 翼「え?」 啓吾「何でもないッス」 おどけて言う江角に若干イラつきながら、私はやっと包装紙を開けることに成功した。
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