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翌朝、登校すると純子が私に挨拶をしてきた。
「おはよう。英子」
「おはよう。純子。少し後ろ髪が、はねてるわよ」
「やだ。英子ったら」
楽しそうに会話をする私と純子を見て、堀口弘子が呆気にとられる。
(ダメージ100ってとこかしら)
私と純子が、普通に会話をしているのを見て、直美も話し掛けてきた。
「良かった。シカト令は解けたのね?」
シカト令。
そんな命令を堀口弘子は、クラスメイト全員に出していたのか。
何様のつもりなのだろう。
ルックスも平凡。
家庭もそれほど裕福では無さそう。
気が強いだけの馬鹿女。
さて、どうしてやろうかしら。
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