イジメる気持ち

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「来ないでー!!」 弘子が、校舎の屋上から叫ぶのを見たのは、それからすぐだった。 教師が数人、説得を試みたが弘子は聞く耳を持たない。 このままでは私の可愛い弘子が死んでしまう。 「弘子ーー!!」 無我夢中で野次馬の中から飛び出した。 「英子!あんた、よく面だせたね!」 可愛い弘子が、私をなじる。 「あんたのせいで私は死ぬんだ!」
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