イジメる気持ち

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命は助かった堀口弘子だったが、心の方が壊れてしまった。 自分で自分の排泄物を食べたり投げたりしてしまう。 ケラケラと意味も無く笑い出す。 可愛かった弘子は、もう居ない。 しかし、あの気持ちは忘れられなかった。 とても可哀相で、愛しい、あの気持ち。 一度、知ったらやめられない。 私は、次のおもちゃを探さなければならなかった。 「純子。ちょっと、いいかしら」
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