イジメる気持ち

9/24

16人が本棚に入れています
本棚に追加
/24ページ
手の指にバンソーコーを貼り、足を引き摺る二人を見て爆笑した。 「あはははは。どうしたのかしら?お二人さん?」 それでも、まだ無視を続ける弘子と純子。 本当に私が見えないのかしら? いえいえ、そんな事はありません。 唇をピクピクさせて悔しがる堀口弘子の顔は、私の優越感を大いに満足させた。 (次は何をしてやろうかしら?) イジメはゲームだ。 相手の攻撃を待ってばかりでは、つまらない。 そう。 次は私のターンよ。
/24ページ

最初のコメントを投稿しよう!

16人が本棚に入れています
本棚に追加