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手の指にバンソーコーを貼り、足を引き摺る二人を見て爆笑した。
「あはははは。どうしたのかしら?お二人さん?」
それでも、まだ無視を続ける弘子と純子。
本当に私が見えないのかしら?
いえいえ、そんな事はありません。
唇をピクピクさせて悔しがる堀口弘子の顔は、私の優越感を大いに満足させた。
(次は何をしてやろうかしら?)
イジメはゲームだ。
相手の攻撃を待ってばかりでは、つまらない。
そう。
次は私のターンよ。
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