不思議な少年達
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草原にポツンと一つの家があった。草原の色は、赤・青・黄・緑・白・朱。 鮮やかに独自の色を主張し、また、同調していた。 地球の草原とは明らかに違う。 「あ。」 幼い少年の声。 「まぁーた、やって来たよっ。」 意地悪く、にやっと笑う。 「ねえねえ、ドゥラったら、聞いてるのっっ?!」 鏡をそれまで凝視していた少年が、キッと振り返る。
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