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傾いた地球に
それを囲む星々
現象界と
時空の
何処かで揺れてる
朝に急かされては
夜に惑わされる
街の中の
1点で
夢の又夢
遥か
昔の
陽のもとの
命の時間は
未来の
それらと同じ
下へ落ちる水も
沈んでく夕陽も
消える虹も
落ち葉も
忘れる事も
確かめたい事は
確かめられはしない
大事なモノは
全てが
無くなるけど
遥か
昔の
小さな
雨の粒は
何処かに
元素として在る
遥か
昔も
祈りに似た
様なモノだから
君の手
が伸びて
私の
手が伸び
それすら
届かず
過ぎる時に戸惑うだけ
愚かな
人なら
私の
事だろ
壊れろ
心臓
痛みにさえ負けてしまうなら
流浪の
旅なら
地球の
日々だろ
彷徨え
人々
そしてどこまでも落ちてしまえ
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