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「いや、まあ相原がいて良いとか悪いとかは置いといて」
「おくのかよッ」
「まあまあ。いやさ、相原のその顔とそのノリなら芸能科受かりそうじゃん?向こう女の子いっぱいいるし」
あ、もしかして性格に難ありとかで落とされたりしたのかもしれない。
「んー、実はそっち受けるハズがさー、手違い、つか俺の記入ミスで普通科受けちゃったワケよ。アハハ」
マルつけまちがえちったとか笑ってる場合じゃないよーな・・・。
そんな重要なとこを間違えてどーする。
「アホっぽいとは思ってたけど、まさかこんなアホだったとは…」
あ、今度は口に出てた。
「ひどっ!佐々木ちゃんが最近冷たいっ」
相原がグチグチ言ってるけど無視。
つかキモい。
「でも、まだ入学二ヶ月目突入ったとこなんだし、フツーは変更ってきくんモンじゃねーの?」
「……や、変えたりしない。………だって………」
ちょっと考えこんだ相原がいきなり真面目な顔になる。
「あ、やー、答えにくいことなら無理して答えなくて」
やば、地雷ふんだか?俺。
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