休み時間

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この学校は1年が三階、2年が二階、3年が一階にクラスが配置されている。 AからGまでクラスがあってけっこーでかい学校だ。 職員室は一階の入り口横だから俺らのクラスからはえらいこと遠い。 ちなみにクラスは完全成績分け。 一番頭がイイのがAクラス。アホばっかりなのがEクラス。 残り二つは成績関係なしの芸能科。 みんなうすうす気づいてるとは思うけど、俺はもちろんCクラス。 うん、我ながら可もなく不可もない。 自分にびっくり。 「佐々木?ボーっとしてどーした?」 気付くとささやんはもう職員室に入っていて、ドアからひょっこりと顔をだしてこちらを覗き込んでいた。 「あ、なんでもないっす」 慌てて後を追いながらも、首をかしげるささやんがウチのモモ(柴犬)にちょっと似てて笑えた。 「なら良いけどうぶぁっ」
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