「缶詰男」

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ふと僕は佐田さんの部屋の中に気になるものを発見した 缶詰だ それも大量の。 シーチキンとかのひらべったい缶詰ではなく ドッグフードの缶詰みたいな 縦長のタイプだ。 パッケージには何もかかれてない。 「佐田さん これなんですか?」 「ああ。それね。やってみる?」 そういうと、佐田さんは缶詰をひとつとってテレビをつけた。 「んーーまだ朝のニュースは始まってないか・・ 生放送の番組がやってるといいんだけどね」 佐田さんはリモコンでテレビのチャンネルを変えた。 どの放送局も海外の通販番組やミュージッククリップの天気予報番組や自然環境映像みたいな番組ばかりで生放送の番組などやっていなかった。 時計を見ると4時48分だった。 「へ?その缶詰とテレビの生放送ってなんか関係あるんすか??」 「まあまあ、そのうち朝のニュースはじまるから見せてあげるよ」 「は、はぁ??」 僕はまったく意味がわからなかったが とりあえず朝のニュース番組が 始まるのを待つ事にした。 5時になったら どこかの放送局で生放送の朝のニュース番組が始まった。 「んーー。イマイチだな」 佐田さんは局アナの顔をみるなりそう呟いてちがうチャンネルに変えた。 他の局でも同じように朝のニュースが始まっていた。 「お!これに決めた!」 佐田さんは若くて可愛い局アナを見つけてそう言うと缶詰のふたをパキっとこじ開けた。 「ほら!」 佐田さんは缶詰の中身を僕に見せてくれた。 「ええ!!!??」 缶詰の中にグロイ 貝のような肌色の肉の塊が見えた。 よーくみるとそれは なんと女性器の形をしていた。 「げげ!!これまさかオナホールっすか!!?」 「オナホールではないよ。本物だよ。ま、見てみ」 佐田さんは そういうと自分の指をその缶詰の女性器の中に突っ込んだ。 「あー こいつ案外遊んでやがるなー。ユルユルだぜ」 「は?なに言ってるんすか佐田さん?」 「ほれほれほれほれ」
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