時間は流れるものでして

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その日も やっぱり 夜は 来まして 当たり前のように 一人でして 当たり前のように 君は いませんで それが 当たり前のように 思えてきまして だから 君が 戻って来てくれるなんて 思わなかった 君が 傍にいてくれるなんて 思わなかった その日も 必ず 夜は 来まして はぁ 夜なんだなぁっと思いまして 夜になったら 君が いつも 傍にいてくれると思っておりまして 夜になったら 君を 誰よりも 好きになると 思っておりまして だから 夜になったら 君の事 傍に置いときたくて 二人の事 何よりも 大切にしたくて 二人の夜は 落ち着けて 楽しい夜は やってくる
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