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「はい。もしもし~?
なんやねん。お前か!
え?飯?
しゃ―ないなぁ―…
行ったろかぁ?
んふふ」
先程までとは打って変わって
楽屋内に響く
楽しそうな声。
嬉しそうな顔。
相手誰なん?
とか
そいつは剛のなんなん?
とか
聞きたいことは山ほど
あんのに
でも
それを聞くのは
うっとぉしい気がして
気が引ける。
だってそれが―……
『俺ら』やから。
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