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そして初の古馬との対決となった、キング・ジョージーⅥ&クイーンエリザベスステークス(欧州三冠レースの一つであり凱旋門賞に並ぶ世界最高峰レースの一つ)では、ゴール前で騎手が手綱を抑える余裕すら見せ昨年のイギリスダービー馬のブレイクニーに2馬身差を付ける圧勝。
名実共に世界一となったニジンスキーは引退前にも関わらず、一株17万ドル(約2千40万)で32株のシンジケートを組まれアメリカのクレイボーンファームで種牡馬入りする事も決まる。
この総額544万ドルのシンジケート(約6億6千万)は、当時の世界レコードである。
その後にイギリスセントレジャー(日本の菊花賞に相当)に向かいここを完勝し、バーラム以来35年振りのイギリス三冠馬となる。
しかし疲労が出たのか肝心の大一番、世界最高峰の欧州のグランプリ凱旋門賞に欧州三冠をかけ出走しながら、まさかの2着と破れ続くイギリスチャンピオンステークスでも2着と惜敗しそのまま引退となった。
イギリス三冠にして欧州三冠と言う大偉業は惜しくも敵わなかったがそのまま種牡馬となる。
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