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しばし沈黙が訪れた。
「違うわっ!」
「えーっ!絶対、そうだと思ったのに」
二人じゃれ合っている所に、予鈴が鳴った為急いで席に着いた。
席に着いてすぐに莉奈は、メモ帳を破いて何かを書きはじめた。
麻生が入ってくる直前に、琉華の所に手紙が回ってきた。
「?」
号令をかけて着席した後、見付からないように手紙を見ると、不覚にも噴き出してしまった。
「一條さん。何かおかしい事でもありましたか?」
冷たく突き刺さるような声に、昨日の出来事は夢だったのかも知れないと思ってしまう。
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