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あれ??聞き間違え……だよね……。
瑛『ゴミ捨てが終わったら駅までの地図を書いてやるからそれで帰れよ。』
私『あ、はい……。』
イケメンは、人に冷たいと偏見を持ちながら、もらった地図を頼りになんとか無事に学校までたどり着いた。
校門を抜けて周りをキョロキョロしていると、見覚えのある人と目が合った。
私『……あれ、あの人??』
?『げぇっ……。』
私に気が付いたのか、本日2度目の嫌な顔された。
?『ちょっとコッチに来いよ!』
強引に腕を引っ張られそのまま校舎裏に連れてかれる。
?『お前 、ウチの1年だったのか……。』
私『うん、あたし エナ って言うの!宜しくね☆』
瑛『佐伯 瑛 1年。
名前についての感想は無し。』
何だ!?さっきから怒ってる??
私『う、うん。
あの今朝はどうもありがとう。 おかげで助かりました!』
瑛『そんなことより、今朝のこと絶対学校で言うなよ?
いいか!』
私『……ん?今朝のこと?』
瑛『ほら、その……俺が店で働いてるとか、そうゆうこと。』
私『 う、うん。
誰にも言わないけど。』
瑛『よくできました。そんだけ。それじゃ』
と、言いたいことだけ言われてその場を立ち去っていく。
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