第一章  ― 12 ―

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病院に着いて、受付の人に、息も絶え絶えに尋ねた。 「あのっ、…っ、203号室ってどこですか!?」 「203号室…あぁ、佐々倉様のお部屋ですか?」 「!!…はい…」 「203号室は、二階の三番目の部屋になります」 「ありがとう、ございます」 …聞いて、がっかりした。 心のどこかで、間違いであってくれ、と願っていたから。 佐々倉、先輩…。 大丈夫、だよね?
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